水際喫茶室|お魚・エビに一喜一憂

チェッカーボード

アカヒレの繁殖

アカヒレ1

 別名「コッピー」でお馴染みの小さいお魚。中国〜東南アジア原産のコイ目コイ科。丈夫で酸欠や低温にも強いおかげか、ボトルアクアリウムでよく見かけます。安価で入門魚的位置づけであったり、果ては大型魚の餌扱いであったりするので見落としがちですが、行きつけのお店でじっくり飼い込まれた個体を見て、意外と(と言うと失礼ですが)綺麗な魚だなと思っていました。
春先に水槽を立ち上げる時に、パイロット役を兼ねて買って来てみたら、翌日産卵が始まりました。

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親魚

アカヒレ2

 導入した個体は、オス2、メス1の計3尾。写真左側が(強い方の)オス。右側のやや赤みが薄く、お腹がでっぷりとしているのがメスです。カメラマンの腕とカメラの性能が追いつかなくて、良いフィンスプ写真が撮れませんでした。残念。

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アカヒレ・オス

 こちらは、やや立場の弱い方のオス。強い方よりもちょっとだけ小柄です。物陰に隠れがちですが、それでもスキを見てメスにフィンスプしています。時々オス同士が張り合っているのも見かけます。

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卵

 導入翌日、産卵行動を目撃。水が変わった事が刺激になったのかもしれません。水草の陰などで雌雄が揃って体を震わせ、直後に2〜3粒?の卵がばら撒かれます。写真の卵はたまたま水草の葉の上に乗っていたもので、多くは砂利の隙間から出てきます。卵の粘着性はあまり強くありません。同居の魚が来るまでの2週間程は毎日水槽のあちこちで産卵していました。(青コリを導入したら、産卵するそばから卵が食べられてしまうようになったので、その後は採卵しませんでした)

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仔魚

仔魚

 卵からかえったばかりの仔魚が、水槽の隅っこにくっついているのを発見。孵化して2〜3日程はあまり動き回らず、砂利や水草の上等でじっとしています。そのままにしておくと親魚に食べられてしまうそうなので、写真の個体は大きめのピペットで回収しました。

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仔魚2

 毎日気が向いた時に、ピペットで見つけた卵(と、まれに仔魚)を回収し、水槽内に取り付けた稚魚ネットに隔離しました。死んだ卵はカビてしまう前に取り除き、孵化した仔魚には、1日1〜2回ピペットでインフゾリアを与えました。その後、一回り大きくなった仔魚には、卵殻剥離したブラインシュリンプエッグやフリーズドライのブライン幼生もあわせて与えました。

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産卵開始1ヶ月後

1ヶ月

 最初に卵を見つけてから約1ヶ月後。稚魚ネットが手狭になってきたので、30水槽に引っ越しました。体側のラインが青く光っています。導入したのは、コレが見たかったから、というのもあります。

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1ヶ月と20日後

1ヶ月と20日

 また一回り大きくなりました。体側の青がなかなか良い感じに光って、ニセネオンテトラといった雰囲気。ろ過スポンジの上にいるレッドラムズホーン2匹は、殻長が約1センチくらいです。ということは、アカヒレ稚魚のサイズは1.5センチ前後といったところでしょうか。

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ニセネオンまたまたニセネオン

 wikiによると、昔ネオンテトラが高価だった頃は、アカヒレを「プアマンズネオン」と呼んでいたそうです。・・・「貧乏人のネオンテトラ」って事ですか。いや、せめて「お得なネオンテトラ」と訳そう(笑) でも、お腹が赤いのは、ブラインシュリンプを食べたからです。ヒレが赤いところは、ネオンテトラにはマネできません。

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3ヶ月後

3ヵ月後

 未だ少し青みがありますが、随分アカヒレらしくなってきました。大きくなったので親魚水槽に同居させてみましたが、別に問題はありませんでした。餌も、少し前から親と同じフレークを食べています。

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4ヶ月半後

4ヶ月半後

 さすがにニセネオンテトラの趣は薄れましたが、赤が綺麗に映えるようになりました。写真右下のちょっと大きめの個体は親魚です。

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 アカヒレ稚魚の飼育については、normaniさんの「あくあっちゃろ」を参考にさせて頂きました。稚魚の成長が綺麗な写真付きで掲載されているので、オススメです。

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2010年7月公開

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